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●文化としての「フラ」
私たち日本人にとって、フラ(フラダンス)はショー等で見る華やかな観光イベントとして有名ですが、ハワイでの「フラ」は重要な伝統文化のひとつと考えられています。70年代に起こった“ハワイアンルネッサンス”と呼ばれる「ハワイ独自の言葉や文化を見直し、後世に伝えていこう」という運動によってフラは復活し、ハワイ語とともに大切に引き継がれてきました。ハワイの伝統的なフラ教室(ハワイ語で“ハラウ”)は踊りだけにとどまらずハワイ文化そのものを学ぶ場所です。
●文字のない時代に話を伝える踊り「フラ」
文字がまだない古代ハワイでのコミュニケーションや伝達の手段として独自の手話と踊りで表現していたものがフラダンスの原形です。女性が踊るという印象が強いのですが、カメハメハ大王が統治する以前は、神聖なフラダンスを男性だけが踊っていました。女性が踊りを認められたのは、島内の統一が行われ規制が緩くなった1778年頃です。
フラダンスのフラは「踊り」という意味です。フラは文字がなかった時代に神々の伝説や先祖の話を伝えるコミュニケーション手段でしたから、火山の噴火があったとき、神の怒りを静めるために踊るなど、神聖な意味を持っていました。こうした伝統的な踊りは今でもフラ・カヒコとして伝えられています。
フラは神への畏敬の念をあらわす神聖な踊りです。ハワイの人々の心をあらわす表現手段として、常にハワイアンの身近にありました。
●フラは愛・言葉・
心にも体にもやさしい
癒しのダンス
シンプルな中に奥深さがある踊り、フラのよいところは、有酸素運動であるところです。激しい運動ではないので、お年寄りから妊婦、子どもまで誰でも気軽にはじめられます。更年期障害が緩和されたという人もいれば、ストレス解消になったという人もおられ、きれいな衣装を着ること自体にも自己啓発や癒し効果
として魅力たっぷりな要素です。 フラを一言で表現すると「自分の中から湧き出る感情を体全てで表現すること」なのです。
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