サッポロノッポロ 5/5

― 北の晩夏 ―

 ずっとこうしていたい...子供のような台詞も言えない。3時には空港に向けてバスが出る、戻るとしよう。高校の隣に広がるとうもろこし畑を横目に新千歳に向けてバスが走る。当たり前だが北海道の家には必ず(殆どかも)煙突が設置されている。こんな煙突が我が家にもほしい...と羨みながら空港に到着。昼食も忘れ4時になってしまった。思わずサッポロラーメンを探すも、しょうゆ味がやや濃いめである。週末の新千歳空港は人であふれ返っていた。

 思えば北海道を訪れたのは、かれこれ5年ぶり。何度も足を運んでいるが、札幌周辺だけは足が向かなかった。都会の喧噪を逃れるために来たのだから、何も大都会に行く必要を感じなかったからだ。都市近郊での自然保護の現状に触れられたのは研修会に参加した土産の中でも大きな収穫だった。

 今回の研修では開発の手が伸びなかった原生林をしばしの時間であったが味わえた。地球環境やエコロジーの意識が芽生えた日本の昨今、めったな乱開発も心配には及ばないだろう。残された自然の保護にも進んで協力していきたいと改めて感じた。

 空港に足を踏み入れたと同時に、関西に戻ったかのような錯覚に陥った。やはり人口密度は適度に低いに限るのだ。


そろそろ戻らねば


トド山口に戻った


高校の横とうもろこし畑


もみじ台に限らず住宅には必ず煙突


空腹だから濃い目でもOK


ああうんざり

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